道化が見た世界

エンタメ・エッセイ・考察・思想

受験生諸賢に光あれ!

まるで昔の古傷がうずく様に、私の内に秘めたインテリジェンスの燃え上がりを感じる時節がある。その時節こそ、目下到来せんとする受験シーズンである。「あの時こそが、私が誰よりも一等に輝いていた最終到着地点(パラロキシミテ)に他ならない」と、のち…

アユニ・Dと握手!

某日某所、私はアユニ・Dと握手をする為に列に並んでいた。 アイドルと握手をするのはいつ振りだろうか、思いを巡らすと、それは私が中学二年生の頃だった。当時ガールズバンドのZONEのファンだった私は、友人と池袋サンシャインへ向かっていた。そこではZON…

激闘!ハナクソバトル!

バトル、白熱する闘い、それはひとえにゲームであり、エンターテイメントでもある。 バトルが持っているそれ自体の力学は一体どのようなものだろう。 それは、結果として勝敗がつき、一つの目的に向かって、参入する者たちを対立させながら巻き込んでゆく、…

先天的才能+後天的努力+運

全ての成功、その輝かしい結果をもたらした要因は一体何か。 私たちはそのことに思いを馳せずにはいられない。それは神に与えられた天賦の才によってなのか、あるいはその人間の一心不乱の絶え間ない努力によってなのか、あるいはまた、人間があずかり知らぬ…

巨頭と絶壁

皆さん、自分の身長だったり、足のサイズだったりはすぐに答えられると思うんですけど、自分の頭のサイズが何センチかってすぐ答えられる人いますか?因みに、僕の頭のサイズは 61cm あるんですけど、まあそう言われても全然ピンときませんよね。普通の人…

謹賀新年、吐瀉まみれ

読者諸賢には、お酒を飲んでゲロを吐いた経験があるだろうか。 ゲロを吐くという言葉は汚く、品がないので、かといってそれをカタカナでリバースと言ってもカッコつけすぎな感じもするので、ここでは間をとって吐瀉る(としゃる)と換言したい。ゲロとは吐瀉…

塾講師バイトの早慶戦

どの組織内にも自分と合わない上司や先輩が少なくとも一人は存在することは、この世に取り巻く、ある種の宿命的あるあるであるかのように思われる。 齢三十にして未だ社会に出ていない僕は必然的に、これまでしてきたバイト先からその小経験を引き出さざるを…

ボクと雨と洗濯物

どうも、ご無沙汰しております。 30歳独身実家暮らし彼女なし、日々の楽しみはママとの雑談、でお馴染みの、僕です。(ホストでお客さんの席に挨拶して座る際に、他のホストとの差別化を図る為に、失礼しますからの超絶大声自己紹介をかますのですが、この…

「ストレスを溜め込ませて爆発させてしまう」人達へ。

一個人に対して、「ストレスを溜め込んで爆発してしまう人」という表現の仕方に、私は遥かいにしえの昔から、いくばくかの違和感と義憤を抱き続けてきた。この機会にそれらを紐解いてゆきたい。 まず、「ストレスを溜め込んで爆発してしまう人」は、一体どの…

僕らの阿部真央

つい先日、Spotifyがサブスクだけではなく無料バージョンも提供していることを知り、早速ダウンロードしてみたんだけど、良いですね。とても良いですね。Spotifyは、言うなればフェス。実際にフェスに行ったことは一度もありませんがフェス。自分の全然知ら…

カリスマ転校生、FUKUDA君

僕が小学三年生の頃にFUKUDA君は転校生として学校にやってきた。彼とクラスが一緒になったのは彼が転校してきてから一年後だったと思うが、彼はとにかく目立っていて異彩を放つカリスマ的存在だった。 まずイケメンであった。そして運動神経が抜群に良く、足…

ルーティーン化の三大要素

コロナ自粛期間中に自宅で何かをしようと思い、とりあえず英語を勉強し直しています。文法と単語、TOEICのアプリで問題集を解くという作業を継続的にしています。 そうしている中で僕自身が受験生だった時の頃を思い出しました。当時は多分、特に受験前の高…

顔面偏差値とペニス偏差値の非対称性

イケメン、美女、ブサイクといった容姿の美醜、各々の顔面偏差値に、私達の人生は否が応でも左右される。私達は自身の顔に翻弄され、また、他者の顔に翻弄され生きなければならない。その人の顔というのは、そのままその人の魅力に直結する。最も広範かつ恒…

ヴァンパイアのメンヘラ学

一時期、海外のヴァンパイア映画(タイトルは『トワイライト』だったと思う)が流行って巷のジャパニーズ乙女達が総じて胸キュンする現象が巻き起こった。見た目は筋骨隆々の白人の長身イケメンだがどこか雰囲気はアンニュイで、そんな彼が実はヴァンパイア…

陰キャとお酒

お酒、アルコールにまつわるトピックは、往々にして、飲酒運転や、飲酒の強要、他人に絡んだ末に暴行・傷害、そういったネガティブな側面にスポットが当てられる。確かに、かかる犯罪やハラスメントに加担する人種はお酒を飲むべきではないし、そういった人…

ファルス的大学回想録(3)

ファルス的大学回想録(1) ファルス的大学回想録(2) (↑今から8年前に書いていた記事の続きです) ーーーーーーーーーーーー 大学生活を充実させる為には最初のスタートダッシュこそが最も重要である、ということは往々にして言われている。そこで新環…

鬼滅の乙女

ある日私は、友人との待ち合わせ時間までに余裕があったので、仕方無くゲームセンターで時間を潰すことにした。種々のクレーンゲームを見て周りながら、早く時間が過ぎないかと少なからず悶々としていた。 すると、一人の小柄な黒髪の乙女が小走りで私の前を…

男女のおごるおごらない問題

男女のおごるおごらない問題、割り勘にするのか、はたまた全額男が支払うべきなのかという、もはや男女間の古典的問題と化しているこの命題は、令和になった現代でも喧々諤々の論争を巻き起こしていたり、いなかったりする。 この難題を論ずる前に、私自身の…

鳳城礼央といふ男

鳳城 礼央(ほうじょう れお)といふ男を、読者諸賢はご存知だろうか。鳳城礼央は、club Hatch MEVIUSというホストクラブに存在する希有なホストである。ホスト歴八年強、齢三十を数える彼と、−その実力に雲泥の差はあれど−僕はほぼ同じホスト歴であり、また…

共通点探しの落とし穴

コミュニケーションの正攻法、他者と心理的距離感を縮めて親しくなる手段、これはやはり、それぞれの共通点を探すことであると結論付けることができる。例えば、地元が近かったり、年齢が近かったり、好きなアイドルが一緒だったり、食べ物のアレルギーが一…

空気が読める、気を遣える能力について

実家のすぐ近くに信号が無い短めの横断歩道があるんですが、そこを交通する車は毎回ほぼほぼ決まって歩行者を待たないんですね。信号の無い横断歩道って、歩行者がそこを渡ろうとしていた場合、交通法的にも歩行者を優先して車側が一時停止しなければならな…

ラスカルを巡る旅

さて昨今、私は自他共に認めるラスカル系男子の名を欲しいままにしている訳だが、そもそも何故私がラスカルに愛着を持っているのか、自身のルーツを掘り下げて考えていきたい。ちなみに、ラスカル系男子とは、ラスカルのLINEスタンプを多用することによって…

俺、川で溺れる

死を身近に感じる体験というのはなかなかしないものだが、というか可能であればしたくないが、私はひと昔の夏ごろにその体験を川で溺れかけてした。そもそも何故川にいたのかと言えば、川でBBQをしていたからであり、何故川でBBQをしていたかと言えば、それ…

些細な変化に気付く男子

女子の些細な変化に気付くこと。それがモテる男の1つのベタな条件であることに異論はまたない。あっ髪切ったんだ、髪色変えたんだ、ネイル新しくしたんだ等など、男子なら一度は言ったことのあるフレーズであろう。では何故、些細な変化に気付くことがモテ…

プリティー&ハンサム

可愛い子と、イケメンと知り合いたい、そしてあわよくば、しかるのちに懇ろになりたいと思う個人の感情は根源的なものである。僕たちは結局のところ目に見える美しさに、つまり、他人の容姿の美醜、平易に言えばその人の外見に重きを置いている。外見の美し…

時給1万円の仕事

来月から新元号令和を迎えるわけですけども、 その前に僕は売れない芸人&売れないホスト歴7年目を勝手に迎え、さらに二十代最後の年も迎え、そろそろ完全に地に足を付けて人生チェックメイトなわけなんですけども、 やはり、10代後半や20代前半に求め…

ママと僕のアナル事件

読者諸賢、ご機嫌うるわしゅう。 29歳独身実家暮らし彼女なし、日々の楽しみはママとの雑談。 ご無沙汰しております、私です。 私がマザコン界のカリスマとして、その勇名を欲しいままにしていることは皆さん周知であると存じますが、―それは実際に私が三…

おい、ブスって言うな。

男女のコミュニケーションにおいて、僕が長年、最も不可解極まりなく、理解に苦しみ、並々ならぬ義憤を感じているものがある。それは、男性が「ブス(笑)」と女性に言い、女性が「もう~ブスじゃないし(笑)」と返すじゃれ合いである。この男女のキャッチ…

大事なのは外見?それとも中身?

男性と女性が飲み会などで織りなす、ありふれたコミュニケーションの中で、最もベタで安定的な質問、その当人が異性をどのような価値観で見ているかを計るためのジャブ的な問いかけ、それが「大事なのは外見?それとも中身?」である。 そのありふれた問いか…

社会に承認されること

言うまでもないことだが、人間は社会に属さなければ生きてゆけない。そして、その社会によって自己が承認されているといった自意識が存在しない限り、その社会は自己にとって居心地の悪いものになる。 ふと、直感的に感じたことはないだろうか。「この社会は…